MY22 CRF450R/RX予約受付中

写真は21年モデルです。

21年モデルからの変更点は前後サスペンションのアップデートとエンジンマップのアップデートが主となります。

インプレを少しお話致します。実際にCRF450RX乗った印象はコーナーリングはスムーズ過ぎるぐらいで、かなり狙ったラインをトレース出来る印象です。

サスペンションは初期入力は非常にスムーズでコツコツ感はありません。KYBのミッドバルブにリーフスプリングのようなフィーリングではありませんが、決して悪くなく、初期の動きの良さを感じます。フロントフォークはボトムエンドにはオイルロックも設けられていてます。

ノーマルスプリングレートで乗ったところ、私のスピード域と体重では少し、接地感が薄く感じました。(体重は65Kg)走行レベル、体重にもよりますが、日本のクロスカントリー、エンデューロコースを見ると、ソフトスプリングに変更するのも良いです。純正のソフトスプリングレートであれば、シムスタックは変更なしで十分なセッティングは出来るでしょう。(4.6Nm 48Nm)

一番驚いた事が、Fブレーキのコントロール性能、ストッピングパワーがどのメーカーよりも良い事です。サスペンション、フレーム、ブレーキと全てのバランスが良いと言えます。下りはもちろんの事、ブレーキを遅らせる事が出来るので、トータルでタイムを縮める事が可能ですね。

エンジンはユニカム構造で450ccの中では非常にコンパクトです。コンパクトなので、プラグを万が一交換したい場合はタンクを外さずに交換できるぐらいです。また、シリンダーヘッドがコンパクトな分、重心も下がり、軽くも感じます。
MY21モデルから、インジェクターの搭載角度が鈍角に変更されてます。これによってエンジンの出力特性が非常に扱いやい設定となりました。パワーだけではなく、扱いやすさがCRFにはあります。
エンジンのストール耐性ですが、以前までのエンジンに比べれば良くなりました。今までホンダオーナーの方であれば、そう思うはずです。20年までモデル比較では、デコンプレッサーの位置変更が利いてるようです。さらにエンスト対策として↓
ノーマルフライホイール
STEALY OFF  ROAD製ウエイトを試してみました。

重さは7オンスでウエイトの中では軽量です。体感できる内容としてはエンストしそうなギリギリ回転数が改善されます。トルク感の向上はもともとあるのでそこまでは体感できませんでした。

縦から見た図です。
作業風景です。
更にエンスト対策となれば、リクルスオートクラッチは非常に有効です。この年式との相性は非常に良いと言えます。しっかりと切れ、つながります。当たり前の事ですが、マッチングは重要ですね。エンストはしなくなります。タイムアタックなどには非常に有効です。セッティングはノーマルでまずは試して頂きたいです。CRFは非常に完成度の高いシャーシとなります。したがって、色々な部品を交換する事によってデメリットも感じやすいです。リクルスはノーマル部品よりもクラッチ重量が重い為、トラクション向上につながりますので、一般的なライダーは恩恵を受ける事が多いはずです。特に450CCとのマッチング良いと言えるでしょう。しかし回転の落ち込みを少し遅くなる事によって、フロント荷重に移るタイミングが変わるので、モトクロスでの使用であれば、EXPスプリングを張力の強い部品に変更するのも良いかもしれません。そうする事によって、切れが速くなり、エンジンの回転も下がるのも早くなるのでコーナーリングも良くなると言えます。(立ち上がりは逆です。)

トラクションコントール、マップ切り替え集合switchです。インジゲーターも装備。トラクションコントールが非常に有効です。ビックリするぐらい前に進みます。オススメは1です。

油圧クラッチも良いフィーリングです。クラッチはやや重いですが、軽くする部品等もありますのでご相談ください。※クラッチがつながる時のフィーリングはノーマルスプリングが一番良いです。ロスがありません。

シート着座位置も低めかと思います。

MY21で色々と情報を持っています。CRF450シリーズでお探しであれば是非弊社へお声かけてください。

ご予約お待ちしております。

スターズトレーディング車両部